Izumisawa_sh03のブログ

なにかしらの記録

新卒で入った会社を半年で辞めた話

 私自身、工業化学科を卒業して、化学メーカーの製造で入社。資格も危険物取扱者乙種全類、二級ボイラー技士あとは毒劇物取扱者も学科の履修で取得。


 なぜその道に進んだかというとそういった仕事が多かったりほとんどの人がそういった会社に行ったから。別に化学工場以外にもいっぱい求人はあったけど皆そうするから自分もそうする。そういった考えで流されたが今思うと間違いだったのかなと思う。別に全然関係ないとこに入社した人もいたし。

 

 工場って言っても色々ある。ライン工とか。私のとこは化学工場でプラントだった。プラントにもよるが、私のとこは基本は現場回って点検したり計器室からの指示で現場に行って作業したり、計器室でDCS操作したり監視したりがメインだった。で基本的に化学工場は24時間365日ずーと稼働で3交代勤務。会社はブラックではなかったなと思う。逆に手厚かった。

 

 先ほど先述した通りだが24時間365日稼働なので3交代勤務だった。夜勤と体力仕事、休みが不規則できつかった。
日勤、準夜勤、夜勤、早番、遅番で勤務時間と労働時間が日によってコロコロ変わってかなりの体力仕事、これがきつくて仕事もかなり難しい。反応温度やら圧力、流量、反応プロセスや縦横無尽の配管、稼働手順とか長年の経験と知識が求められる仕事で、最初はできなくて当たり前なのは知ってても自分は早くもここで挫折した。


 自分自身かなりの夜更かし気味で夜勤は大丈夫だろうと思ってたが実際は無理だった。体力も元から自信がなくしかも貧血だった。(元々、貧血気味だなぁとは思っていたが健康診断でヘモグロビン値が明らかに低いことが判明)

休みも不規則で中々予定とか合わなかったり、夜勤後に無理して予定を合わせたりとかかなり無理してた。(イベント→夜勤→イベント→夜勤とか)

 

 そんな酷使な生活を送っていたら当たり前だが段々と体力的にも精神的にも病んでいった。不眠から始まり、段々と自分を責めて死にたいと思い始めた。ある日の夜勤明けに精神科を受診して睡眠導入剤を処方してもらった。最初はちゃんと飲んでたが効果を感じなくて途中で飲むのやめた。ある日の夜勤前に今ここで飛び降りれば仕事に行かなくて済むと考えてベランダを眺めたが死にたくないどうしたらいいんだと立ち止まってしまった。

 もうどうすればいいのか何も分からなくなって残りの睡眠薬すべて(20錠ぐらい)飲んで飛び込めば楽になれるかなって考え初めた。コップに溶かしてオーバードーズしてしまった。体がすんごい震えて眠気と足ががくんがくんで立っていられない中、飛び降りようとしたが怖くて結局は出来なかった。その日はもう仕事を休んだ。どうしてこんなことしたんだろうと後悔した。

 ODした後、会社の人からLINEやら電話がすごい来てもう迷惑かけられないし顔を合わせられない。その日の夜はどうしよと考えてあの時飛び降りてれば良かったなと思ったりした。

 

 ODした次の日は元々夜勤明けで1日休みだった。明日のことを考えてたら現実逃避と多幸感を求めて市販の風邪薬を買ってきて20錠一気にまたオーバードーズしたけど何ともなかった。深夜~昼間に何度も目覚めて眠っての繰り返しだった。準夜勤初日は無気力になってしまい、何もする気が起きない。けど会社に行かないとダメだと思い無理矢理起きたけど結局行けなかった。会社の人から電話がきて色々と事情を話した後、残ってた市販の風邪薬(40錠ぐらいかな)をすべて飲み込んで再びODした。この時は吐き気で苦しんで地獄だった。

 

 ODした後は職長や課長、人事、産業医、会社紹介のメンタルクリニックの先生と色々とお話して休職になった。一か月ほど実家にも帰った。
 その後は人事の方とメンタルクリニックの先生と何回か面談して、体調や復職のお話をした。その間、弱めの別の睡眠薬を処方してもらったがやっぱり効かなくて自暴自棄になった時に一気に飲んだりとかはした。

 産業医さんからは「この先も長く働きやすい環境に必ずするから!復職したら今の環境からいい方向にするから!」と言われたが、人事の方からは「人事部内で考えたが今は欠員が出ていないのと製造で採用したので部署異動は難しい。」って言われた。

 自分自身、今の会社でまだまだ働きたいと思ってたが夜勤は辞めたかった。2か月の葛藤と苦渋の末、心身と今後を考えた上で無理して続けるよりかは辞めるのが正しいのかなと考え、9月の中頃に人事の方へ部署異動が出来ないか再び確認をとり、「そうですか。では辞めさせて頂きます。」と意思表示をした。

 

 退職日、人事の方と手続きをして労働組合の方とも脱退の手続きと軽いアンケート、雑談し、部署の方にも色々とお世話になった課長と日勤班に挨拶をして会社を去った。  労働組合の担当者の方は凄く話やすくてなんでも話せたし色々と理解してくれた。組合の会議で話題にもなってたらしく、休職になってから職場の人と会う時、最初は目線が気になっていたがいざ出社すると最後まで優しく接してくれて涙が出そうだった。

 

 これから先、どうするかはまだ決まっていない。とりあえず、実家にお世話になってまた再就職の為に頑張ろうかな。再び、アキバ通いと即売会通いができるように。(地方だと定期的に行くのは難しいしね)

夜勤辛い出来ないから仕事辞めたのに昼夜逆転してんのまじ終わってる